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MOLD(型)(1983)
「MOLD−型」は今日の東京の地面や壁面を粘土を使ってフロッタージュした「触覚」をビデオ化した初期の代表作。 (11分17秒)
 ---東北芸術工科大学所蔵 

音 楽:風間 正

 

 

 

KANNAGARA (1984)
中国のタオにおける“気"を表現した舞踏家とのコラボレーション作品。 (10分00秒)

 出演:Hiromi Sudo
 音 楽:遠藤 喨及

 

 

SIGHT(光景)(1986)
1つの球体と1つの円柱(コピーマシンのドラム)などが開発前の東京湾埋立地の海岸に置いてある。球体は光と周りの景色を吸い込み、円柱は光や景色を静 かに反射している。そこでは、あらゆるものは静かで、「私のeye=眼差し」があたりを360度見回している。(6分35秒)
音 楽:井上 鑑
 ---フジTV Video Magazine ON AIR

 

 

 

 

其  処 (1986) 
「其処」は、大津はつねの版画集「其処」をテロップカメラで取り込み、実写と合成しアニメーション化した作品。「そこは、まるで都の底を、時が織りかさなった組織のように... そこにある.  偶然の風は、虚空に舞い上がり、路人は、路塵とともに. 標置された壁面を見つめる。自然は領域の気配に侵略されつつ.   界限は界限をこえ。偶発の出来事は言葉とともに 記憶の軌跡となって、磁場を作る....」大津はつね
(5分58秒)
音 楽:井上 鑑
 --- イメージフォーラムFes.87 入選
 ---Aucland City Art Gallary88入選

ONE TWO 3 TIMES 3 (1986)
CGを使用した、カラフルなパフォーマンスビデオ。 (1分38秒)
 ---国立国際美術館(大阪)所蔵 

音 楽:松村 利起

POWER LUNCH (1986)
パルコ100chTVでの12:00の時報の為のビデオ。パワーランチとは、昼食時の商談の意。(2分15秒)
音 楽:松村 利起

 

REC ZONE(録画ゾーン)(1986) 
様々なデーターや情報を、簡単にビデオやフロッピーに保存できるのが 当たり前の現代。個人のアイデンティティーや存在理由までもが希薄のものになってきている事に対する、ユーモラスでコミカルな風刺劇。
 音 楽:松村 利起


---国立国際美術館(大阪)、名古屋市民美術館ふくやま美術館
  徳島文化の森美術館所蔵
--イメージフォーラムFes.88大賞受賞/SCAN88入選
---3thビデオナーレ(独)入選--ユーロパリア89(ベルギー)入選
---5th インフェルメンタル東京編集号掲載
---コンテンポラリージャパニーズビデオフェスティバル89(米)入選

 

 

KOTOBA(ことば)(1986) 
あらゆる言語の文字は本質的に表意文字と表音文字をその中に含んでいます。
「タートルレター(亀文字・蝶文字・鳥文字・かたつむり文字」などが私達の創造力のアルジュ(余白)の中に浮かんできます。
又、「ことば」という日本語は文字通り「言+葉=コトの断片」という意味です。この作品は「文字」+「絵画」の2つの抽象表現の境界を表現したオリジナルな「ことば」なのです。(6分28秒)
音 楽:井上 鑑
---コンテンポラリー・アートExpo87(ベルコモンズ)入賞

 

 

TOKYO IMAGE MAP (1987) 
J VC(日本ビクタ) スカラーシップにより制作されたこの作品は TAO(=道教)の中心概念とされている「気」のエネルギーを、東京の様々な地区でビデオカメラで採集しようとした試みであった。
各地区の人々の「想い出」や、「記憶」とリアルタイムで起こっている「運動」との関係性を同一画面に3つの時間軸(Wipeを使用する)で表現している。更に、各地区の環境・空気といったものも各シ−ンで表現しようと試みた。(20分00秒)
音 楽:松村 利起
 ---名古屋市民美術館 ふくやま美術館所蔵
 ---SCAN'88入選
 --コンテンポラリージャパニーズビデオフェスティバル89入選

 

 

 

 

WINDOW OF DECALCOMANIEデカルコマニーの窓 (1987)
シュールレアリスムの作家達や精神分析学で用いられているデカルコマニ ーの技法をCGに応用する事で、私達の日常風景の中に内在する「マンダラの窓」が見えてくる。(15分00秒)
 音 楽:鈴木 しずお/貫田 顕勇
 ---東京国際美術館 筑波大学所蔵
 ---15th Shop&Display銀賞受賞

 

 

Orange Alert 太陽の警告 (1991)

7min22sec

『人工物のCGの世界』と「海中撮影された様々な自然界の海の生物たち」の二つの世界に、太陽からの警告(オレンジアラート)がこだまする。

音楽:松村利起

 

 

 

Pur un Tunne; (Photogram Works) (1992)

10min

この作品は約200枚のフォトグラム(印画紙に直接物体やイメージを置き、直接感光させる写真技法)をCG化したものです。臨死体験などで話題になっている「向こう側の世界」とを結んでいる「Tunnel(トンネル)」がこの作品のテーマです。

音楽:松村利起

 

 

 

Sha-Bon(1992)

シャボン玉の命はとてもみじかい。長くて、せいぜい3,4分というところだ。そして、シャボン玉の人生のおおかたの時期は、私たちの眼にはあまり美しく見えない。しかし、残りの命がわずかになったころからシャボン玉は虹色に変化し、フルスピードで色と色がまじり、かがやき、せめぎあいはじめる。

Music: CHUNK

 

 

 

 

はなまつり(1992)

4月8日はお釈迦様の誕生日。カラフルなCGとデジタルライズされたPOPな神様、仏様たちがこの日を祝うために沢山の花々とともに、空から舞い降りてきます。

音楽:松村利起

 

 

 

春のかけら(1992)

7min15sec

世界情勢がめまぐるしく揺れ動く91年の春に、どこか心を落ち着かせ、癒してくれる「春のかけらたち」の幻想的な世界がマルチに展開します。

 

 

 

Human Life(1993)

6min20sec

タイトルの『Human Life』は文字通り、「人間の生活」の意味。人体の脳波の様々なモアレパターンを基調としたリズムにサンプリング音を同調、脳内伝達物質の電気的流れ、シノプス等をCGを駆使しダイレクトな映像化に成功。

音楽:松村利起

 

 

1995年制作のマルチメディアショックウェーブギャラリー

初期のWeb動画制作


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